February 15, 2008

オウム元幹部・林被告の死刑確定へ 最高裁、上告棄却

 「地下鉄サリン事件」の実行犯の一人で殺人などの罪に問われたオウム真理教元幹部・林泰男被告(50)の上告審で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は15日、林被告の上告を棄却する判決を言い渡した。死刑判決が確定する。

 教団による一連の事件の死刑確定は5人目。地下鉄サリン事件の実行犯では横山死刑囚に次いで2人目。

 第二小法廷は「不特定多数者を無差別に殺害するテロ行為を企てた犯行で、法治国家に対する挑戦だ」と指摘。林被告がサリンを散布した路線では、最多の8人の死者が出たことから、死刑はやむを得ないと結論づけた。

 一、二審判決によると林被告は95年3月、東京都内の地下鉄日比谷線の電車内でサリンを散布し、乗客を殺害するなどした。94年6月に長野県松本市で起きた「松本サリン事件」では、サリンを噴霧するトラックの製作にかかわり、95年5月には東京・新宿に青酸ガス発生装置を仕掛けた。

(出展:朝日新聞)

 地下鉄サリン事件が起こったのは95年。もう10年以上前だが、当時の報道は良く覚えている。私が経験したニュースでもっとも衝撃的だったのは米国の9.11テロ事件で、こちらももうすでに6年が経過している。地下鉄はよく利用するが、その日常の場でこのような悲劇が起こったとはなかなか実感できないものである。

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1 comment:

Ken Hirayama said...

ご連絡ありがとうございます。早速登録させて頂きました。