February 14, 2008

同志社・旧神学館 5年の修理終え、今月末から一般公開

 同志社の神学研究・教育の中心施設として近年まで用いられてきたクラーク記念館(旧神学館)が5年の補修工事を終え、今月23日に一般公開される。同志社の創設者・新島襄が逝去した1891年に米国のB.W.クラーク夫妻が6000ドルの寄付をして建築され、1963年に新神学館が建てられるまで、同志社の神学教育と研鑚の場として重要な役割を担ってきた。

 今出川キャンパス内に所在する同館は、その印象的な容姿から同志社のシンボルとして広く知られる。今回行われた工事は半解体の規模のもので、後世に改造された部分を撤去し、建築当初の形式を基本に復原・整備するというもの。竣工後は再び、教育・研究の場として使用される。

 クラーク夫妻による寄付は、23歳で早逝した夫妻の息子バイロン・ストーン・クラークを記念して送られたもので、同館1階の右側壁面には、「THE STUDY OF THE WORLD OF GOD WAS DEAR HIM (聖書を学ぶことは彼が愛好してやまないものであった)」と刻まれている。

 21日には一般公開に先駆け、午前10時から同館2階のクラークチャペルで竣工式が行われる。式後には施設見学も予定されている。問い合わせは、同志社大学今出川校地施設課(電話:075・251・3170、075・251・3181)まで。

(出展:クリスチャントゥデイ)

 「聖書を学ぶことは彼が愛好してやまないものであった」。いいですね。何とも聖書を学ぶことはすばらしいことでしょう!

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