February 21, 2008

衛星破壊狙い ミサイル命中 制御不能で米

 米国防総省は二十日、制御不能になった偵察衛星を、ミサイルによって大気圏外で破壊するため、北太平洋上でイージス艦から海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射し、衛星に命中させた。しかし、完全に破壊したかどうかは不明。スペースシャトル「アトランティス」が同日帰還したため、同日夜(日本時間二十一日午後)にSM3を発射する計画だった。米メディアによると、米政府がハワイ西方の広い海域で、船舶や航空機に対して近づかないよう警告していた。

 ミサイルを発射する際に波が穏やかであること、衛星が迎撃するのに最適な位置に達することなどが必要条件だった。

 今回の計画は、二〇〇六年に打ち上げられた偵察衛星(重量約二・二五トン)が撃墜の対象で、ロケット推進燃料に有毒のヒドラジンを約四百五十キロ搭載。打ち上げ後、高度百四十四キロから九百六十キロの低地球軌道で電力が途絶え制御不能になっていた。

(出展:東京新聞)

 率直な感想として、迎撃ミサイルで衛星を攻撃できるのか!衛星は一応宇宙にあるんだよね?? 「高度百四十四キロから九百六十キロの低地球軌道」とあるから、まあ宇宙でも地球のご近所なんでしょうが、それにしても富士山だって標高3776メートルだから、大体高度4キロ?。よく100何キロもの高さまでロケットを飛ばせるな・・・。

Blog Mura News

No comments: