米ソフトウエア大手マイクロソフトは21日、主要ソフトウエアの技術情報の詳細を公開すると発表した。競合他社がマイクロソフト製品と互換性のあるソフトを開発できるようにし、欧州当局から示されていた独占禁止法をめぐる懸念に対応する。
マイクロソフトは、欧州連合(EU)競争法(独禁法)違反をめぐり欧州委員会から受けた是正命令を順守するため今後も新たな措置を取るとしているが、欧州委は、21日にマイクロソフトが発表した措置は抱き合わせ販売の問題を解決していない、と指摘している。
21日に発表されたソフトウエアの技術情報公開の対象となるのは「ビスタ」、「ウィンドウズ・サーバー2008」、「SQLサーバー2008」、「オフィス2007」、「エクスチェンジ・サーバー2007」、「オフィス・シェアポイント・サーバー2007」。今後発売されるこれら製品の新バージョンもすべて対象になるという。
(提供:ロイター通信)
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